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やってはいけない不動産相続 争族にしない3つの方法

相続で揉める大きな理由として、不動産の相続があります。

お金や有価証券なら均等に分けられるのに対して、不動産は均等に分けることが出来ないことが大きな要因となります。

このまま何もしないで相続が発生した場合、知らない内に100万円単位で損をすることもあり、家族の仲も悪くなってしまう可能性があるでしょう。

家族で争う相続=争族とならないために、不動産相続における大きな3つの方法を解説していきます。

①相続する不動産をリストアップする

まずは、親名義の不動産をリストにまとめましょう。

自分が相続するかもしれない不動産についてきちんと把握することが大切です。

やり方として、親に確認する方法以外にも役所で「名寄帳」という書類を発行してもらうことでも確認できます。

役所によって料金が違いますので、インターネットで「○○市 名寄帳」と検索して事前に確認しておくようにしましょう。

②相続する不動産の価値を把握しておく

不動産相続で揉める大きな原因は、不動産の価値が分かりにくいことにあります。

売却しようとした際に思っているよりも安かったり手間が掛かったりとなってしまうことを実際に多く聞きます。

価値を把握すれば売却して現金にすることで、綺麗に分けることも出来ます。

公示価格を参考にしてある程度の相場を掴むことは出来ますが、鵜呑みにし過ぎてしまうと大損をする可能性があることを忘れないようにしましょう。

個人的におすすめなのは、一括査定サイトを利用して複数の不動産業者から査定してもらい価値を把握しておくことが大切です。

③相続する不動産の分け方を決める

例えば土地を分割した時に、同じ面積でも接している道路の方向や土地の形によって価値が変わります。

具体的な例ですと、北と南の2方向接道している100坪の土地を中心で分割し北道路の土地と南道路の土地にした場合、同じ50坪でも南道路となる土地の方が高く売却することが出来ます。

エリアによってはこれで100万円以上の差がでることもあります。

だから不動産相続は揉めてしまうのです。

不動産は現金の様に綺麗に分けられないので、差額を現金や有価証券で調整するという考え方が重要となります。

【まとめ】事前準備で揉める不動産相続を回避できる

何もしないでなんとなく相続するでは、揉めてしまい争族となる可能性が非常に高くなります。

相続する不動産と価値を把握し、あらかじめ分け方を決めておくことが大切です。

綺麗に分けられないことを前提として考え、現金等で調整する。

これだけでも不動産相続で揉めることを回避出来るかと思います。

皆さんの相続が円満となりますように